中野区住人が人生初の弘前さくらまつりでたいへん感動した話

多少大げさ目のタイトルであってもなんにも問題がないぐらい、ほんとに感動したのでありました、せっかくですのでだいぶ本気めで分析を行い、ご報告させていただきたいと思います

「弘前さくらまつり」について

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、どんなお祭りなのかを「弘前さくらまつり2018」のウェブサイトから少しだけ引用してご紹介します

弘前さくらまつりは、大正7(1918)年5月3日に弘前商業会議所(現・弘前商工会議所)の外郭団体である弘前商工会が「弘前観桜会(昭和36(1961)年、弘前さくらまつりに改称)」を始めてから、今年で100周年という節目の年を迎えます!

幾重にも重なるように咲き誇るさくらは、青森を代表する果物「りんご」の剪定方法から生まれました。
日本一といわれる弘前の桜は、ひとつの花芽からいくつもの花が咲き、もこもこと迫力のある花付きが特徴です。

会場となる弘前公園には約2600本の桜が植樹されており、これを「桜守」と呼ばれる方々が管理されています

桜は毎年剪定が行われ、このため通常のソメイヨシノよりも長寿になるという特徴もあるとのことです

毎年200万人の来場客があり、桜の日本三大名所のひとつです

出かける前

私は来年弘前に引っ越すつもりでいたのでもちろん桜の情報もネットでたくさん調べておりましたし、青森の友達やお知り合いの方からも「すごいよ!」と教えてもらったりしていたので、やっとこささくらまつりの期間に弘前に行けることになったときにはそれはそれは嬉しかったです、日本一の桜というくらいですからそれはすごいだろうと、期待をもちろんしておりましたが、それでも頭のどこかには「どうせ桜だしなあ」みたいな感覚もありました

桜といえばお花見で、酔っぱらってわーわーするだとか、桜の名所とか言っても結構ゴミとかいっぱい出るしなあ、だとか、東京に住んでたりすると結構そういう感じのイメージの人は多いんじゃないかと思います、それも含めてまあお花も眺めて、友達とかと飲んで、楽しくすごせればそれでいいかなあと、そういう感じであったわけです

なので、縁あって渋谷のHMVで行われたりんご娘さんのインストアイベントにお邪魔した時のMCで「弘前の桜を観たことがない人は、人生半分損してます!」とおっしゃられていたのを見たときも、「ああ、やっぱり地元の人は桜に対する愛情がすごいのねえ~」という感覚がだいぶな割合であったのでした

現地についた

夜行バスから降りて弘前のバスターミナルに降りた途端、もう早速ウッキウキとなり、喜び勇んで弘前公園へ歩いたのですが、朝方の街の静かで穏やかな佇まいの中に、祭りの初日特有の、期待感と言うか、高揚感というのがうずうずしているような感じがするのでした

喫茶店「時代屋」さんを通り過ぎて、斜めお向かいの公園の桜にすでに感動しまくりながらどんどん歩いて外濠の通りへ出た時、「うわーー!」と言いました、独りでしたが「うわー!」と言いました、これまで何回も歩いていた通りなのですが、通り一面に咲いて向こうの方まで続く桜とぼんぼりを見たらもうほんとに、開いた口がまったく塞がらないのでした

追手門から中に入ったらこれまた桜桜桜、中はまだ若干咲いてないけどもとにかく桜、ついでにテレビカメラとりんご飴マンさん、観光客の方もぞくぞくと集まっているところでさらに高揚感があふれてくるのですが、もうとにかくどっち向いても遠くの方までずーっと桜が続いているのに感動するのでした、そんで、人はいるけどもやっぱり園内は基本的には静かで、ごくたまーに音楽がなってるスピーカーがテレビ局のテントのそばにあったりするけど、それ以外には人工的な音は無く、人々のさざめきと風で揺れる木々の音がするだけなのでした、弘前公園は特に静かで穏やかな公園なのですが、まさか桜まつり当日でもやっぱり同じように静かで穏やかだったとは、びっくりすると同時に大変うれしくなったのでした

東京は新宿、花園神社の酉の市で身動き全く取れないぐらいの混雑を毎年体験しておりましたので、こんなにお花が見事なのに新宿御苑並にのんびりと花を堪能できる、しかもお酒も飲んでいい(新宿御苑内は禁酒)、お酒飲んでいるのにみんな変なふうに暴れたり騒いだりしない、一言で言えば「平和」、ピンフじゃなくてヘイワ、世の中にこんなに素晴らしくて平和なお花見ってあったのかと、私が心底感動したのはまずそのあたりの部分なのでした

さらに感動した

もう、こんなに素敵で平和なお花見ができるだけでもほんとにほんとに幸せなのに、最高なところがまだあったんです、ほんとにびっくりしました

  • レトロな出店
    …友だちに聞いたら「少なくとも30年は変わってない」そうです
  • 出店エリア以外はそんなに混まない
    …とにかく公園が広いのでベンチも普通に座れたりするし、食べ物屋さんもあちこちにあるので好きなところで花見ができます(有料エリア内でもお花見OK)
  • 企業臭があんまりない
    …「◯◯ビール スペシャルブース」的なものがまったく無く、ただただレトロな出店のみなので『昔ながらのおまつり』という趣きが全体的に溢れております
  • おばけやしき楽しい
    …ひとりじゃ入れないけど楽しい。一回入るとそのあと、おばけやしきから悲鳴が聞こえるたんびにニヤニヤできる
  • オートバイサーカスすっごい
    …すっごい。ほんとすごい。
  • ごはんおいしい
    …おいしい。何食べてもたいがいおいしい。
  • 民謡と津軽三味線ステージ
    …沁みる。
  • 何回見ても桜の見事さに驚く
    …歩けども歩けども桜が続いてて、何度見上げてもやっぱりその都度「すごいなあ…!」って思えます

ひとりで回るのも、友達と回るのも両方体験できたのですが、どちらもとっても楽しかったです、もう、ずーーっとしあわせでした…

夜桜

23日に友達と二人で昼から飲みながら夜まで弘前公園で花見をしたのですが、夜桜は夜桜で、昼とは全く別の形でそれはそれは素晴らしかったのでした

確かに春陽橋とかはさすがに満員電車状態でしたが(笑)、そこらへん以外は普通に歩けるし、出店のあたりなら賑やかに、西濠の桜のトンネルではそれぞれにのんびりと、お散歩したり、飲み食いしたり、写真を撮ったり、とにかく園内のあちこちで思い思いにお花見を満喫することができるのでした

海外の方もたくさん来ていて、いろんな言語が飛び交ったり、アオザイを来ているお姉さんたちが何人も歩いてたりとおそらくこのおまつりもだいぶ国際色豊かになったのだろう、と思うのに、もっと言えば何十万人も集まるようなおまつりなのに、ごみはちゃんとゴミ捨て場にまとまっていて散らかったりすることもなく、きれいな園内で、どこを向いても素晴らしい景色で、桜やおまつりをそれぞれに楽しむことができる、こんなすごい桜まつりというのは私は本当に、生まれて初めて見たのでありました、きっと一生忘れないことだろうと思いますし、また、この先に何度だって観たくなるのだろうと思います

どうして「弘前のさくら」はすごいのか

桜の名所は全国に何箇所もあり、何万本も生えているところだってありますので、弘前公園の桜は統計上の本数で言えばそこまで多い方ではないかもしれません

ただ、その2600本の桜はどれもきちんと手入れされているという点で大変圧倒的なのです、つまり、「1本1本がとても大事にされている桜が『2600本』」なのが弘前の桜の醍醐味です

とても大事に扱われているものを、普通の人ならむやみに壊したいとは思いません、地域をあげて長い間ずっと大事にし続けているというならばなおのことです

他所からたくさんの人が訪れても、同じように感動できるとか、一緒に大事にしようとそう思えるのは、いろんな人達が本当に長い間ずっと大事にしてきて、今も本当に大切にされているからだと思うのです、大事にしたものが素晴らしければ、自分も誇らしい気持ちにもなりますし、知らない人には見てもらいたくなる、それでまた一層大事にする、やはり「大事にする」ということはすごく大切ですごいことだなと、今回の弘前さくらまつりに来てそう感じたのでありました

結論

りんご娘さんの言う通り、弘前の桜を見ると、人生が五割増しになりました、なんらの嘘偽りもなかったわけです

ただでさえ気に入りまくっていた弘前がさらに五割増しになってしまったので、移住したあとの再来年はもちろん、なんとかして来年のさくらまつりもでかけてみたいと思いました、お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!みなさんの言う通り本当に最高の桜でした!すっごかったです!

まだご覧になっていらっしゃらないみなさまにも、心の底からおすすめさせていただきます、ご一緒にあのすてきなさくらまつりを堪能できたらと思うのです

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