2021年3月26日(金)に弘前で単独ライブを開催する準備をしております

先日会場との打ち合わせも無事に終わり、来る2021年3月26日の金曜日に、ヒロロ4階の弘前市民文化交流館ホールで単独ライブを行えることとなりました、告知も解禁となり、明日チラシが家に到着します

ひとまず今日は、これまであまり普段喋ってなかったことも書くことにして脳内の整理をしたいと思います


最近よく考えるのは、私がこれまで、兼業でも芸人と名乗りながらコントを作ってライブに出ている『目的』というのは、今日に至るまでまったく「はっきりしていない」ということです、最終的に芸人としてたどり着きたい場所も、憧れとするものも、正直に申し上げれば「特に無い」のです

小さい頃からとにかく「舞台に乗ること」は好きで、かつ、それ以上でもそれ以下でもない、高校卒業後に演劇の学校に行きましたが演劇の世界もいまいち馴染めず、「それでも乗れる舞台があったらいいな」とぼんやり思っていたところにお笑いライブやネタ見せ(オーディション)の存在を知って、ネットでネタ見せの情報を調べて受けに行った、というそんな感じで、今現在まで生きてきてても「舞台に乗りたい」以上の感情が無いわけです

もちろん舞台に乗れなくても普通に働いて過ごすことができますし、なんなら楽しいことも他に沢山見つかりまして、cogin+Tとしての活動も今後広げてゆきたい、IT系のスキルももっと磨いてゆきたい、応用情報技術者試験も近いうちには挑戦したい、その他にも自分にやれそうなこと、お役に立てそうなことが最近ではあちらこちらにいろいろと見つかってきています

…が、それらとは別にどっかで舞台に乗っていたいのです、小さい頃と何も変わらない感じで、舞台があれば乗ってみたくなる、そのためには「悪いものは作れないぞ」というつもりで、年に一、二回は単独ライブをやらなくちゃいけないな、機会を見てメンバーを探して一緒に稽古する合同コントにも挑戦してゆかないとな、と考えるわけです

作れるので作っていたい、という感覚は、こぎん刺しでもプログラミングでも全く一緒のような気がします

一方で、「芸人」と名乗る、ということが、「自分は人気を集めて有名になりたい人である」と暗に宣言することと同義となるのは覚悟すべきことであり、今後もよほどのことが無い限り変わる風潮でも無いとも思うのですが、なんだか、その「有名になりたい人」として徹底して生きるというのは、いかに芸人として失格だろうとやっぱり私は下手くそでした、ずっと心に何かが引っかかっているような、違和感のようなものがあります

「有名になるためにはなんでもやらなくちゃいけない世界」というのは、「有名になるためになんでもやりたい人」が面倒を見てゆくべきで、そうじゃない人間がおいそれと近寄ってもお互いの迷惑にしかならない、もし「そうじゃない人間」としてありつづけたいならば、そうじゃない人間のままやってゆくという工夫と覚悟を「有名になりたい」と思う人たちに負けないぐらいやらないといけない、わがまま度合いならどちらもどっこいどっこいでしょう

たぶん、上記の違和感は、「芸人だと名乗るならばこうするべきだ」という一般的な論調が、お笑いの世界が本来請け負っている範囲よりも狭いことから起きる現象だと考えています、そこから逃れつつ上手いことコントができないかと、ずっと腐心してきたのがこれまでの道のりなんじゃないかと思います

自分にとっていったい何が面白くて、何が美しくて、何が嬉しいことなのか、今の自分で決めてゆかないといけない、それが自分を創ることであって、そして、そういう環境に整えていくという作業もまた自分でやってゆくものだと思います、自分の立場としての筋を通してゆくために

弘前に引っ越してから改めて思うのは、東京はやはり「ものすごく舞台に出やすい環境」だなということ、少しブランクがあったとしても自分から「なにかに出てみよう」と思えばすぐ出られそうなライブがある、どんなに素人の人でも人前に出られる機会が溢れている、芸人を始めようとすれば明日からでもすぐに始められる環境が整っている、養成所に行きたい人も行き先は選び放題だし、養成所に行かなくてもライブには出られる(いずれも「有名になれるかどうかとは別の話」ではあっても)

地方の都市ではよほどのことが無い限り、お笑いのライブは自分で作らない限り存在しない、少なくとも弘前には東京のようなお笑いライブの下地は無い、やるならば自分で作るしか無い

なので、この弘前で自主企画のコントライブを開催できなかったら、自分が今まで東京でやってきた活動というのはもう「根本的に嘘になるな」と考えております、東京にいながら、どこにも絶対に所属しないと決めて、10年以上自分の考える通りに、工夫して、自主企画のコントライブを開催してきたのが全部嘘になってしまうなと、考え続けてもう早2年です、やっとこさ開催の目処がつけられるとこまで来ました、いやー、長かったー、しょうがなかったけどほんとに長かったー

東京にいた最後の1年間は貯金するためにライブも開催しなかったからそれも合わせれば3年近くかかったことになりますが、それでも、辞めてさえいなければ、「いやー3年かかっちゃいましたよー」なんて言いながらまたシレッと戻ってくることができる、おかげさまで死なずにちゃんと弘前で生活する基盤も整えていただくことができた、これが運の良さでなくてなんというのでありましょうか

それでも、やはり昨今のコロナ禍の影響はございまして

当日の会場の席はお隣と1m離して設営するのでスッカスカとなりますので、お笑いライブと銘打つにはずいぶん笑いにくい形となっちゃいますし、上演時間も普段は1時間半以上は用意しているのですが短めに60分としています、なので「ベストな状態の上演」という形にはならないかなと考えています

なので今回はひとまず、「自分はこれまでこういう活動をしてきていた人間ですよ」というのをプレゼンする機会だと位置づけております

コントは東京で上演していたピンネタの中から出来栄えのよさそうなのを3つと新しく作ったのを1つ、その他に映像作品を3本用意しています、楽しんでもらえる内容になるように製作や内容のブラッシュアップを行っております

「この先のことはわからない」とは言っても、5年とか10年とか経てばさらに情勢も変わっているでしょうし、以前のような「芝居小屋でのコントライブ」もまた上演できる日が来るでしょう、そのときにまた改めて舞台を作るとして、今回の単独はとにかく「弘前でのコント活動を開始する」というのを重点として開催したいと思います、ここから、またいろんな方々に会えるといいなと、そう思っております


東京のインディーズお笑いライブシーンの端っこで、お笑い芸人としての頂点を、ぜんぜん目指さず、毛色の異なる活動ばかり好きなように好きなだけ続けさせてもらって、その落とし前というのはきっとこの弘前での活動で答えとしようと、自分なりにがんばってまいりました、私にとってはこの選択はものすごく自然で、とても自分らしいものでした、東京からの続きがこの弘前にあったわけです

他の芸人さんとは随分違う選択になると思いますが、もう今となっては他所様と違うということについてはすこしも不安に思いません、これから先も堂々と、私は私自身として思いっきり存在しまくってゆこうと思います

いよいよここでやっとスタートが切れますので、これをきっかけに、また新しく面白い話を作ってゆこうと思います、いろいろな方のご協力をお願いするかと思いますので、ぜひともどうぞよろしくお願い致します


砧川キヌ子単独ライブ
「こもごもコントショー」

2021年3月26日(金)
開場 18:00 開演 18:30

弘前市民文化交流館ホール
(ヒロロ4F)

<料金>
前売・当日 2,000円
大学生以下 800円

チケットご予約フォーム・
公演詳細・過去の公演記録等はこちら
http://www.jokefactory.jp/

※おまけ
先日パソコンの内部を新調したおかげで、「Google Chromeの拡張機能でYouTubeを観ながらAfter EffectsとIllustratorを同時起動して作業する」という環境が実現しました、フルハイビジョン動画を再生しててもAfter Effectsのプレビューがスムーズにレンダリングできるという、いやはやここまでのスペックが手に入るとは思いませんでした、いい買い物したなあ…

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