
お写真は関係無し、最近写真を撮っていないので以前食べた鮨覚安原店の三色アボカドロールの画像を掲載します(行ったら絶対食べる)
久方ぶりに長文を書きました、だいぶClaude Codeに手伝ってもらった顛末も記載致します
Claude Codeを使っている。最近めちゃくちゃ使っている。使いまくっている。個人的にめちゃくちゃ面白い。
あれあったら便利なのになー、というのを、文字で打って「こういうのできますか」と聞くと、大概の場合「できます」となる。じゃあお願いします、となる。ほんとに出来上がってゆく。違ったら直す。直すのは文字で指示する。ひたすら文字で説明して直す。一応スクリーンショットは添付できる。けどまあ文字で説明する。『文字で実現可能なこと』であるなら相手はなんでも『検討してくれる』。
お陰でだいぶいろいろなことができるようになった。今までは、「ここでこれがこうなればいい」と思いついたときに、「ここをああする必要があって…」というところまでは行けて、例えばGoogle Apps Scriptで何とかする方法までは思いつけて、でもコードの書き方をGoogleで調べて調べて調べまくってやっと解決方法がわかる、という感じで進まなかった。
めげずに繰り返してなんとか最後までたどり着いたので何かを便利にできたこともあれば、最後までたどり着ききれなくて便利にならずじまいのものもあった。そもそも、たどり着こうとなるまえに諦めたものもいっぱいあった。今から考えてみれば。
それが、Claude Codeを使いだしたらあっという間にあれこれ届くようになった。基本は文字で頼むだけ。それだけでそこに「専門家」が出来上がる。モバイルアプリのUXデザインに習熟したスペシャリスト。タスク管理の専門家。プロジェクトマネージャー。システムエンジニア。今からあなたは「◯◯」ですよ、というだけで、そこにキャラクターが出来上がる。
キャラを作って動かす、という作業は、かなりの期間やってきた。コントのネタ作りでも、仕事の現場でも、一旦頭にシチュエーションを作り、キャラを動かして想像した。お母さんが推理小説好きなのもあってか、「こうなればこうなるだろう」と様々一旦考えるのが私の思考のクセらしい。
たぶん、そのへんが今になって、Claude Codeに刺さった。
昔の話をする。
演劇の専門学校にとりあえず進ませてもらって、その後ナレーションの養成所に1年行って、さあどうしよう、となったときに、「お笑いライブは『ネタ見せ』というオーディションに通れば誰でも出ることができる」というのをたまたま知ることとなった。なので、一度もお笑いライブに行ったことはなかったけどもひとまず申し込み、ネタ見せを受け、ピンでライブに出演した。
初舞台の照明が当たったときに頭が真っ白になった感覚を今でも思い出すことができる。もちろんド滑りして、見に来てくれてた後輩の女の子一人だけが拍手をしてくれた。あれがなかったらやめてた。
その後は、バイトやったり、そのバイトでパンを売ったり、ハンコを打ったり、畳を張り替えたり、道路交通整理したり、スーパーのとんかつを完売させたり、した後に、派遣社員として事務をやるようになった。
家でほそぼそとHTMLとCGIで掲示板作ってた人間が、Excelを本格的に仕事で使うようになった。ファミコンの裏技と同じようなノリで操作と数式を覚えた。もっとラクしようとマクロも覚え、AccessでSQLとデータベースをかじり、Google Apps Scriptも出てきたから使うことにした。とにかくラクに便利にしたかった。
非正規雇用業務と並行して、お笑いライブに出て、野外音楽イベントのMCをやり、コンビとピンとで単独ライブをやり、芸人仲間と合同コントもやったりしていた。自分だけでなく誰かとネタを作る作業は、「自分以外の世界が加わる」という感じがして、勉強になったし、自分もその分だけ伸びれたような気がする。
ただまあ、コントの書き方とかは特に勉強したことがなかった。なんとなくでなんとかしていた。そのうち、YouTubeかなんかでたまたま志村けんさんの談話を観て、「変なキャラをいつもの場所に置くシミュレーションをして、どう動くかなと考える」というのを聞いて「そうなのか」とそこから真似をするようになった。
変なキャラを考える。それを「会社」「病院」「学校」とかに置く。それを客席から見ている自分を想像する。なにか喋っている、このタイミングで多分セリフを言う。なんというセリフを言うのか。そこを穴埋め問題みたいにして考える。
…まあ、いつも、大爆笑のネタにはならなかったので、無名のまま青森に来てパソコンの前に座りまくりながら暮らしているわけだけど、これはこれで全く苦にならない。むしろ本当に楽しい。Claude Codeをいじるようになってからは本当に楽しくて仕方がなくなった。早く続きがしたくて夜ふかししたのに早起きするぐらいになっている。こんなの久方ぶりだ。自分でも異常だと思う。
朝に、X上で誰かが記事を書いている。のを見つける。その記事をClaude Codeに参照させて、「現在の環境に活かせる事柄があるかを調査して、採用できそうな項目があれば実装してください」と頼む。PlanモードにしてEffortもMaxにする。
こないだ5時間の制限に引っかかるのに腹が立ってProプランからMaxプランに変えてやったからなんの気兼ね無くOpus 4.6のMaxを使い倒す。身の丈に合ってるかは知らないが、こういうときの「道具」はいいものを使わないと、腕が育たないことを肌感覚で知っている。
昔買ったAdobe製品とかがそんな感じだった。新宿のヨドバシカメラでCreative Suite 5のパッケージ版をクレジットカードの分割払いで買った時はそれはそれはガクガクした。その数年後に生活費もクレカで払わないとだめになってとうとう債務整理を行うことになったりもするが、あの時買ったCS5のことを後悔したことは一度もない。
Claude Codeは毎朝毎朝秘伝のタレみたいにセキュリティ強化や効率化がなされていく。VS Codeでフォルダを指定し、プロジェクトの続きを指示する。指示してまたVS Codeを開く。違うプロジェクトのフォルダを開く。指示する。開く。指示する。さっきのウィンドウのを指示する。OKを押す。こっちのも押す。専門家を呼び出す。先程作ってもらった成果物に対して「問題点を指摘して」と依頼する。
人間が相手なら絶対に気を悪くするであろうお願いごとでも意に介さず問題点を指摘してくれる。そのまま「解決して」と頼む。だんだんわけがわからなくなってくるけども、手伝ってくれる相手が目の前にこんなにたくさんいる。しかも、自分でキャラを呼び出せる。
もっと効率化できることはあるかな、と、ついでのような角度でこの「器用貧乏氷河期芸人、コントを書いた後Claude Codeを触る」というタイトルのブログ記事作成をサポートする『仕組み』をプロジェクトフォルダ内に作成することを思いつく。ブログ記事はこのあとも書くからその時にも楽ができる仕組みを今から作っておいてくれ、とClaude Codeに依頼する。
セットアップの最中にふと、あんまりイメージのわかない職業「編集者」を呼び出した。ほら、漫画家さんとかがよく、編集者さんと二人三脚で作る、とか言うじゃない。小説家さんとかもそうするっていうじゃない。という感じで呼んでみた。「あなたは私の優秀な編集者です。このタイトルで記事を書くために、質問をしてサポートしてください。」
編集者って、こんなにありがたい存在だったんだ、というぐらいにびっくりするような質問を沢山作ってくれた。答えやすかった。自分でも知らない答えがどんどん書けた。Claude Codeをいじっていると、答えてくれる相手の向こう側に「自分の知らない知識の存在」が見える。いままではたどり着くのが精一杯だった、濃霧のさきにある知識の影が、前よりはっきりとこちらを手伝ってくれるようになった。
VS Codeのサイドバー(かたくなに拡張機能を使用している)から文字でやりとりする相手の先に、AIで集積された世界中の知識の塊がある。想像することができれば、ぼんやりとでも知覚できれば、もしかしたら届くかもしれない。手を貸してくれるかもしれない。自分がそいつに「キャラ」を命じることさえできれば。
それにしても、知らないことってほんといっぱいあるんだな、と思う。
そりゃ楽しくもなるよ、といいながら、「相手は世界だ」、とまでは思わんよ、というくらいの形で、今しばらくはあれこれと振り回されてゆこうじゃないかと、そういう日々を過ごしております
年収も上げてかないと生活大変でござんしょからね、氷河期世代の端くれとして、まだまだ楽しませてもらいますよ世界


