近況(2020.11.29)

先日より津軽藩ねぷた村で週1~2回くらいアルバイトをしております、最近では干支ねぷたのパーツを作ったり組み上げたり、ねぷた祭りの説明役をやったり、扇ねぷたをお囃子にあわせて回転させながら「ヤーヤドー」と掛け声をかけたりしております

数年前、モダンタイムスさんの単独ライブで、あるコントを見ながら「ヤーヤドーってなんだろう」とかぼんやり思っておりましたが、そこから数年でこうまでなるか、と相変わらずいろいろびっくりしております、もしかしたらねぷたの知識だけなら弘前市民のみなさまよりちょびっと詳しくなってるかもわかりません


弘前はそろそろ冬です、雪が少しずつ降ってきました、降ってきましたが外が雪でも部屋の中は10度以上はあるので私にとっては冬のほうが過ごしやすいです

夏はほんとに苦手であります


昨年りんごもぎのお手伝いをした農家さんから、訳ありのりんごを分けていただいたので、八王子のおばあちゃんとおばさんの家と、東京の友人数名とにお送りしました、今年もおいしいりんごでございました

友人全員にお送りするのは難しかったので、年ごとに違う友人に送るとかで、いろんな友達にりんごをおすそ分けしたいもんでございます、畑からもぎたてのりんごはほんと美味しいですのでねえ


弘前に越してきてから一年半以上が過ぎまして、そろそろ「新しい生活」という感じでもなくなってきたかしら、とか思ってましたがよくよく考えれば周りの世の中の方が激変してるのでこれもある意味「新しい生活」のまんまであるかもしれません

こちらでやろうとしてた舞台活動はもうコロナが完全に落ち着いて、以前のように活動ができるようになるまで徹底的に待つことにしたので、単独ライブの開催は最悪2~3年ぐらい先だろうと思うことにしました

映像ライブとかいろいろ考えたんですけど、私がやりたかったのはチラシのデザインから全部自分で考えて作る一回限りの舞台でして、そこにお客さんを入れられないんじゃどう考えても採算が取れるわけないので、お客さんを心置きなく劇場にお招きできるようになったらやります、そんでその代わりにそれ以外のことを徹底的にどんどんやることにします

…となると、ほんとに喋ったり演技したりの能力はすーごく下がります、こないだもねぷた村のバイトでねぷたの説明を5、6分話すというのが、ほんとに全然できなかったです、MCで喋るのなんてあんなにたくさんやってきてたのに言葉が詰まって全然出てこない、こんなに錆びつくかー、と呆然としました

ので、ちゃんと「5分程度で喋る内容を全部台本に起こす」というとこから始めて徹底的に暗記をし、先輩に練習につきあっていただいてどうにかこうにか前と同じ程度には喋れるぐらいになりました、台本を覚えたあとはトークを巻くのも伸ばすのもかなり自由にできるようになりました

弘前に引っ越してくる前、基本情報技術者試験を受けるために試験勉強をものすごく頑張って、それで無事に一発合格ができたことが今でもすごく自信になっています、40過ぎても勉強をすればちゃんと自分の力になってくれる、新しいことをやったり忘れた技術を思い出したりするのも何回も練習すればちゃんとその分できるようになってくれる、という経験ができたのがほんとによかったなと思っています


20歳の頃と比べて、今と何が違うかと言ったら、良くも悪くも「経験値」です、経験値のおかげで私はあの頃よりも様々なことができるようになったし、そんで、あの頃よりもずっと、新しいものや、この先の未来に対して期待をすることもなくなっているのだと思います

憧れた場所も、その場に立ってしまったら「ああ、こんな感じか」と思って満足してしまう、その繰り返しで新しい場所も「こんな感じかな」と予想して大体そうなって「ああやっぱりね」、となる

昔、よみうりランドでバンジージャンプをしたときはそれなりな怖さがあったけど、その後もっと高いところからのバンジージャンプをしたときは「結局こんなもんか」というのがわかってしまい、それ以来バンジージャンプそのものに対する興味自体がほとんどなくなってしまいました

そんなふうに、世の中の知らなかったことを、あちこち食い散らかしては「こんなもんかあ」と飽き続けて、とうとうこれから先のことをどれも楽しめない生活になってしまうのかしら、と、なんだか寂しいことを考えたりもしましたが、その後思い直して「それは嫌だし、おそらく違う」と決めることにしました、ホントかどうかはこの際別です

そうならないための楽しみ方があるはずだと

必要なのはまず「本気でやる」「全力でやる」とかそういうたぐいのもので、新しいこともそうだし、今までやったこともそうだし、とにかくバカバカしいほど全力でやっとくのがまずひとつ

ふたつ目には結果を求めてはいけないということ、立派なことをする必要はまったくないので、現実が出来うる限りバカバカしくなるような方向に舵をとること、面白いことやバカバカしいことは狙ってやらないと絶対に向こうからはやってきてくれません、ウケるかもしれないしウケないかもしれませんが、とにかく今いる自分の現実がよりバカバカしくて面白そうな感じになるように自分で仕向けてゆくわけです

本当にバカバカしいことが現実となった瞬間には、他のどなたも笑わないかもしれませんが、まず間違いなく自分は大笑いしているはずです

そしてもしかしたらそのときに、一緒にゲラゲラ笑ってくれる人がいてくださるかもしれない、いてくださったならそこからなにかいい感じのものができてくれるかもしれない、たとえできてはくれなかったとしても、自分以外も大笑いしてくれた人がいたことだけでも儲けもんですからそれはそれはでよいのです

最近は、「面白いこと」と「迷惑行為」の境目をうまいこと見極められない事例も多く発生しているようですが、面白さやバカバカしさというものはちゃんと日常の生活の中にちりばめていくことができるものだと考えます、思いっきりのバカバカしさは虚構の装置たる舞台の上に乗せることにして、日々の暮らしの中に、少しの狂気と明るさとを混ぜ込んでゆき、暗いニュースで曇りがちとなる己の未来をわずかずつでも面白い方角に捻じ曲げてゆこうと思います、ひとまずはそんな感じでやろうかと思っております


それにしても、R-1に活動期間制限ができたとのことで、自分としては誠に「せいせいした」という気分です、もう二度と出演することを考えないで良くなったと思うと実に心が軽やかです

全部で二回出て、最後のR-1ではネタ中にK岡龍太郎氏の名前を出してしまったがために検閲にひっかかって落ちました、いつもR-1を熱心に観覧している清水狸さんに「絶対通ったと思った」と言っていただいたのでそれで本当に満足です、ありがとうございました、おつかれさまでございました

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