「『売れたら嬉しい』と『売れないからやめる』は似て非なるもの」の話

お写真は適当、手近な植木をピクセル化

芸人にしろ、バンドマンにしろ、舞台に乗る活動をする人間は絶対に避けて通る事が出来ない「売れること」についての話、いろんな人がさんざっぱら議論を重ねてそれはそれは様々な哲学が日々に生まれておるわけですが

例えば、「自分は売れなくてもいい」と言ってた人がなんかの拍子に物凄く売れたとして、その際に過去のツイートだかブログだかを見て「あの時あー言ってたくせに!」とかなんとかで騒がれる、と、こういう時の責められる理屈が今までなんとなく腑に落ちなかったんですが今日なんとなく「これかもしれない」みたいな理屈を見つけました

つまりこういう芸事というのは、「本人が面白がれるうちはいつまでだって続けていい」ものなわけです

だから、売れたらますます面白くなるので売れた方がいいに決まってるし、たとえちっとも売れなかろうがそれをやるのが面白いうちはどんどんやっておけばよい

売れないからやめると決めた人は、売れなかったのが原因じゃなくて、売れないという現実を面白がれなくなったとか、面白がるわけにはいかなくなったとかの理由でやめるのだと思うのです、他にもっと面白いことをしてゆけるのならその人の人生になんらの問題もないわけで、その一方で舞台を面白がることができてまだまだ面白がりたいと思えば売れなかろうがなんであろうが舞台に立ってゆけばよい

…考えてみりゃ当たり前の話なんですが、ワタクシはたったこれっぽっちの話を、随分と難しく考えてきたんだな、とその時一緒にわかりました

自分はお客さんがゼロ人だろうと舞台に乗ることを面白がれる自信があります、乗ること自体はこの先一生絶対面白いだろうと思います、なのでどなたがなんと言おうとそうあるうちは続けてくんだろうと思います、むしろそんな狂気の沙汰を楽しめることなんてそうそうないので逆に大事にしようと思いました

面白いことは他にもいっぱいあって、それらは全部面白く無くなったところでやめてしまって構わない、そんくらいのつもりでこれからいろいろやっとこうと思います

そんで、ここ数日で鬼ほど取り組んでおる映像制作みたいな作業は、作るあいだが死ぬくらいしんどいですが出来上がった作品をお客さんに楽しんでもらえるのが好きなので、誰かに頼まれたりとか演出上必要になったら作るとかそんな感じだろうと思います、ワタクシにとってのこぎん刺しのように、「誰に頼まれなくてもやる過程が楽しい」みたいな境地にはなかなかなんないみたいっすねえ…そういう面白さもあるってことなんでしょうか実際どーかは知らんすけども

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